戦評

1Q
ドルフィンズ 21 – 17 A東京

スターティング5は、#1 レイ・パークスジュニア選手、#2 齋藤拓実選手、#4 コティ・クラーク選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。

A東京#9 安藤周人選手に連続得点を許し、8-2と開始から点差を許す苦しいスタートを切る。タイムアウト明け、#2 齋藤選手の3Pシュートとジャンプシュートで連続して得点を重ねると、A東京のミスを誘うディフェンスを仕掛け、すぐに流れを引き戻していく。その後、#4 クラーク選手が3Pシュートを沈めるも、A東京#53 アレックス・カーク選手にダンクシュートを決められるなど、一進一退の攻防を展開。クォーター終盤、再び激しいディフェンスを敢行し流れを引き寄せると、#21 シェーン・ウィティングトン選手らがアウトサイドシュートを沈め、21-17と4点のリードを得て第2Qへ。

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2Q
ドルフィンズ 47 – 35 A東京

#21 ウィティングトン選手のブロックショットで失点を抑え、速攻で#12 中東選手のアシストから#21 ウィティングトン選手が3Pシュートを沈めるなど攻守で好スタートを切り、リードを9点に広げる。その後、A東京#2 ジョーダン・テイラー選手に3Pシュートを許すも、#43 エサトン選手が豪快なダンクシュートを決め、チームに勢いを与える。クォーター終盤、A東京#22 ライアン・ロシター選手、#53 カーク選手らにインサイドから得点を奪われるも、#4 クラーク選手が3Pシュート、#12 中東選手がドライブで決め返すなど、インサイドとアウトサイドの両方からバランス良く得点を重ねる。47-35とリードを12点に広げ、前半を折り返す。

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3Q
ドルフィンズ 68 – 57 A東京

第3Q、開始からA東京#11 セバスチャン・サイズ選手の攻撃を抑えられず、失点を重ねる苦しいスタート。しかし、その後、激しいディフェンスでA東京のミスを誘発するなどディフェンスからリズムをつくり出すと、速攻で#21 ウィティングトン選手がバスケットカウントを沈め、A東京に主導権を明け渡さない。クォーター中盤、#43 エサトン選手を中心に体を張ったディフェンスで失点を抑えると、#32 狩野祐介選手の3Pシュートなどで得点を重ねていく。クォーター終盤、A東京#11 サイズ選手にバスケットカウント、#9 安藤選手にジャンプシュートを許すも、68-57と11点リードで第4Qへ。

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4Q
ドルフィンズ 86 – 80 A東京

第4Q、A東京#2 テイラー選手に3Pシュートやレイアップシュートを許し、オフェンスではミスを続けてしまう苦しいスタートを切る。その後、果敢なアタックでファウルを獲得するも、フリースローを決め切ることができず流れを引き戻せない。クォーター中盤、A東京のインサイドを起点としたオフェンスに苦しめられ、さらに点差を縮められてしまう。クォーター終盤、A東京#24 田中大貴選手の連続得点で5点差まで詰め寄られるも、試合時間残り41秒の場面で#2 齋藤選手が3Pシュートを沈め、タイムアップ。A東京の終盤の追い上げを振り切り、86-80と6点差で勝利を挙げる。

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試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

今節は特にタフな試合になることは理解していました。相手のペネトレイトを止めなければならないことは試合前に選手たちに伝え、それが徹底できていたと思います。また、オフェンスは自分たちのペースでシュートを打ち、リズム良く展開できたことが勝利に繋がったと思います。

 
PG

齋藤 拓実

今季も中盤に差し掛かり、勝率を上げていく中で、自分たちが東地区の強豪相手にどれだけ挑戦できるかとても楽しみでした。また、今節に向けてチームの士気が高く、雰囲気も良かったです。試合の入りは相手にイージーシュートを許してしまう場面もありましたが、選手同士でコミュニケーションを取って対応できました。特にオフェンスは自分たちのやりたいバスケットができましたし、第3Qで詰め寄られてしまう時もありましたが、流れを明け渡すことなく自分たちのペースで展開することができたと思います。

 

次節ホームゲーム情報

GAME HIGHLIGHT

アリーナ立川立飛で行われたB.LEAGUE 2021-22シーズン第18節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs アルバルク東京」戦は、A東京に連続得点を許す苦しいスタートを切るも、相手にプレッシャーを与える激しいディフェンスで流れを引き寄せ、リードして前半を終える。後半、A東京のインサイド陣の得点で点差を詰められるも、粘り強いディフェンスを敢行しリードを明け渡さない。その後、5点差まで詰められるも、終了間際に#2 齋藤拓実選手が3Pシュートを決め、6点差で勝利を収める。