戦評

1Q
ドルフィンズ 17 – 22 三遠

スターティング5は、#1 レイ・パークスジュニア選手、#2 齋藤拓実選手、#4 コティ・クラーク選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。

第1Q、開始から三遠#14 松脇圭志選手や#28 津屋一球選手に3Pシュートを決められ、オフェンスでは息が合わずミスが続く苦しいスタートを切る。クォーター中盤、選手を入れ替えながらディフェンスのプレッシャーを強め、#3 伊藤達哉選手や#8張本天傑選手が相手のミスを誘発し、徐々に点差を縮めていく。クォーター終盤、ハードなディフェンスで失点を防ぐも、オフェンスでミスを続けてしまい、17-22と5点ビハインドで第2Qへ。

''

2Q
ドルフィンズ 30 - 44 三遠

第2Q、開始から三遠#20 エリアス・ハリス選手にインサイドから失点を重ねてしまうと、さらに、パスミスから速攻で失点を許すなど流れを引き寄せられない。その後、#11 須田選手がジャンプシュートで得点するも、三遠#20 ハリス選手を止められず、2度目のタイムアウトを取らざるを得ない苦しい展開。タイムアウト明け、#32 狩野祐介選手の3Pシュート、#3 伊藤選手の連続得点で点差を縮め、徐々に流れを引き寄せる。しかし、クォーター終盤、ミスが続きクォーター残り3分から得点を重ねられないと、三遠#14 松脇選手に3Pシュートを決められるなど点差を広げられ、30-44と14点ビハインドで前半を折り返す。

''

3Q
ドルフィンズ 59 – 63 三遠

第3Q、開始から一進一退の攻防が続き、なかなか点差を縮めることができない。しかし、#3 伊藤選手のアシストから#21 シェーン・ウィティングトン選手が得点を重ねると、直後にボールを奪ってからの得点を決めるなど流れを引き寄せる。クォーター中盤、果敢なインサイドへのアタックで三遠のファウルを誘うと、フリースローで得点を重ねていく。さらに、#11 須田選手の3Pシュートで点差を一桁に縮めると、#1パークスジュニア選手がスティールからの得点で流れを掴み取っていく。その後、三遠にインサイドから失点を許すも、#8 張本選手、#1 パークスジュニア選手、#11須田選手の3Pシュートでさらに点差を縮め、59-63と4点ビハインドで第4Qへ。

''

4Q
ドルフィンズ 82 – 85 三遠

第4Q、開始からアグレッシブなディフェンスを仕掛け、失点を抑える好スタート。その後、#4 クラーク選手のバスケットカウントで同点に追いつくと、#43 エサトン選手もルーズボールからバスケットカウントを獲得し、リードを奪う。タイムアウト明け、#8 張本選手が3Pシュートを決めるも、三遠の早い攻撃から失点を許し、一進一退の攻防を展開。クォーター終盤、三遠に3Pシュートを決められ再びリードを奪われると、最後に得点を伸ばすことができず、82-85で試合終了。後半、堅守速攻のドルフィンズらしいバスケットで追い上げるも一歩及ばず、惜敗を喫した。

''

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

約1ヶ月ぶりの試合となった今節は、約2週間全員揃った練習をすることができず、2日間の全体練習のみで挑んだため、とても難しい試合になりました。 敗れてしまいましたが、この状況にも関わらず選手たちはやるべきことをしっかりやってくれたと思います。反省点としては、ディフェンスから流れを引き寄せられず、相手に簡単に得点を許してしまうなど、終始リズムを掴み取れなかったことです。

 
PG

齋藤拓実

久々の試合ということもあり、難しい立ち上がりでした。後半はアジャストできましたが、ディフェンスの強度は前節に比べて落ちていると感じました。また、相手に簡単にシュートを決められてしまう展開が続き、さらに良いオフェンスができないなど、悪循環となる時間帯がとても長かったです。 今回の試合で出た課題は、次節に向けて早く修正しなければならないと思いました。 

 
PG

伊藤達哉

チームが難しい状況だと理解してましたが、試合をするからには言い訳はできないと思いますし、勝利したかったです。後半では前半の課題を修正し、自分たちのバスケットを展開できたと思うので、また明日から次節に向けてしっかり準備していきます。 


写真ギャラリー

次節ホームゲーム情報

GAME HIGHLIGHT

ドルフィンズアリーナで行われたB.LEAGUE 2021-22シーズン第23節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 三遠ネオフェニックス」戦は、39日ぶりとなる公式戦で息が合わずミスが続く苦しいスタート。その後、相手に簡単に得点を許してしまうなど、流れを引き寄せることができず、前半を14点ビハインドで折り返す。後半、アグレッシブなディフェンスから流れをつくり出し、3Pシュートで得点を重ねるも、一歩及ばず82-85の惜敗を喫した。