戦評

1Q
ドルフィンズ 28 – 19 広島

スターティング5は、#1 レイ・パークスジュニア選手、#2 齋藤拓実選手、#4 コティ・クラーク選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。

第1Q、開始からインサイドを起点に攻める広島に連続得点を許す苦しいスタート。#12 中東選手のカットインからの得点で食らいつくも、広島#0 寺嶋良選手にドライブから失点を許すなど流れを引き寄せられない。タイムアウト明け、新加入#16 オヴィ・ソコ選手のインサイドでの得点、#4 クラーク選手のバスケットカウントでリズムをつくり出すと、相手のミスを誘う激しいディフェンスを仕掛け、失点を抑えていく。クォーター終了間際、#2 齋藤選手がジャンプシュートを決め、28-19と9点リードで第2Qへ。

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2Q
ドルフィンズ 54 – 37 広島

第2Q、#32 狩野祐介選手が開始早々バスケットカウントを奪うと、ディフェンスでは高さで劣るインサイドをチーム全員でカバーしあい、失点を抑えていく。その後、#1 パークスジュニア選手と#4 クラーク選手が立て続けに3Pシュートを決め、流れを引き寄せる。クォーター中盤、広島#24 ニック・メイヨ選手を中心とした攻撃で得点を奪われるも、スティールから#4 クラーク選手が決め返すなど、一進一退の攻防を展開。クォーター終盤、体を張ったディフェンスで広島に簡単に得点を許さず、54-37とリードを17点に広げ、前半を折り返す。

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3Q
ドルフィンズ 73 – 64 広島

第3Q、広島#24 メイヨ選手、#0 寺嶋選手に立て続けに6失点を許す苦しいスタートを切るが、#43 エサトン選手が力強いシュートでバスケットカウントを奪い、食らいついていく。クォーター中盤、シュートを決め切れず得点を重ねられないと、広島にリバウンドを奪われるなど徐々に広島の流れに引きずり込まれてしまう。#3 伊藤選手が得点を重ねるも、広島のインサイド陣を中心とした攻撃を止められず、73-64と9点差に縮められ第4Qへ。

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4Q
ドルフィンズ 100 – 93 広島

第4Q、広島#10 チャールズ・ジャクソン選手にインサイドで失点を許すも、#4 クラーク選手が2本連続で3Pシュートを決め、広島に流れを渡さない。クォーター中盤、インサイド陣を中心とした攻撃で得点を奪われるが、#4 クラーク選手のバスケットカウント、#32 狩野選手の3Pシュートでリードを20点に広げる。クォーター終盤、インサイドを中心とした攻撃に対してファウルを犯し、フリースローで失点を重ねるが、クォーター序盤のリードを守り切り100-93で勝利。連敗を2で断ち切る勝利を手にした。

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試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

今日は良い時と悪い時の波が激しい試合だったと思いますが、オフェンスで100点取れたことは勝ちに繋がった良かった点だと思います。 また、コロナウイルスの影響で選手のコンディショニングが難しい状況の中、勝利できたことは良かったです!

 
PF

コティ・クラーク

今日の試合で32得点を挙げられたのは、チームメイトが相手をうまく崩し、正確なパスをくれたおかげです。また、ディフェンスで相手をしっかり抑えることができ、そこから良い流れでオフェンスを展開できたので良かったです。良い流れを続けるため、今後の一戦一戦をチャンピオンシップの試合だと思って戦っていきます!

 

次節ホームゲーム情報

GAME HIGHLIGHT

広島サンプラザホールで行われたB.LEAGUE 2021-22シーズン第24節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 広島ドラゴンフライズ」戦は、相手のミスを誘発する激しいディフェンスから、バスケットカウントや3Pシュートで流れを引き寄せる。終始インサイドを中心に攻撃を仕掛ける広島に対して、チーム全員でカバーしあい、体を張ったディフェンスで失点を抑えていく。#4 コティ選手の3Pシュート5本を含む32得点の活躍もあり、100-93の勝利。連敗を断ち切る白星を掴み取った。