スターティング5は、#2 齋藤拓実選手、#4 コティ・クラーク選手、#11 須田侑太郎選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。
早い展開から信州#24 ジョシュ・ホーキンソン選手に得点を奪われる苦しいスタートを切る。クォーター中盤、高さで劣るインサイドでリバウンドが取れず、信州に攻守に渡って主導権を握られてしまう。しかし、交代で出場した#18 中務敏宏選手がオフェンスファウルをもらう堅実なディフェンスで悪い流れを断ち切ると、クォーター終盤、#16 オヴィ・ソコ選手が果敢に攻め込み得点を奪い、ディフェンスでは相手のミスを誘発し、流れを引き寄せる。一時、2桁得点差までビハインドを背負うも、チームディフェンスでリズムをつくり、16-22の6点ビハインドで第2Qへ。
#8 張本天傑選手、#43 エサトン選手がオフェンスリバウンドを奪い取り、得点を重ねる好調なスタートを切る。しかし、信州のインサイド陣を止められず、フリースローで失点を重ねるなど流れを掴み切れない。クォーター終盤、#12 中東選手の3Pシュートとレイアップシュートで食らいつくも、信州#24 ジョシュ・ホーキンソンのドライブを止められず、35-41の6点ビハインドのまま前半を折り返す。
オフェンスでミスが続き、信州に速攻から得点を許す苦しいスタートを切る。クォーター中盤、前線から激しいディフェンスを仕掛けるも、裏を突かれるプレーで失点を許し、流れを引き寄せられない。その後、信州#11 熊谷選手の3Pシュートで点差を14点に広げられ、タイムアウトを取らざるを得ない苦しい展開に。クォーター終盤、#8 張本選手がファウルを誘発し、フリースローで得点を重ねると、#4 クラーク選手の3Pシュートでリズムをつくり出していく。信州のミスを誘発するディフェンスで流れを引き寄せ、57-61と点差を4点に縮め第4Qへ。
開始から信州に対してファウルを犯し、フリースローで失点を重ねてしまう。しかし、激しいディフェンスを継続し信州のミスを誘うと、#4 クラーク選手の連続得点で同点に追いつく。クォーター中盤、#16 ソコ選手が果敢なドライブから獲得したフリースロー2本をきっちりと沈め、ついに逆転に成功。さらに、#1 パークスジュニア選手のファウルをもらいながら3Pシュートを決め切る4点プレーで流れを掴み取る。クォーター終盤、オフェンスリバウンドを奪い取り、粘り強く得点を重ね、81-76で接戦を勝ち切った。
3月20日(日)、ドルフィンズアリーナで行われたB.LEAGUE 2021-22シーズン第25節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 信州ブレイブウォリアーズ」戦は、信州の早い展開の攻撃から失点を重ねる苦しいスタートを切ると、その後も信州のインサイド陣を止められず、リズムを掴めないまま6点ビハインドで前半を折り返す。後半、#8 張本選手の攻守にわたる体を張ったプレーで流れを引き寄せると、第4Qに勝負強さを見せ、81-76と接戦を制す。約2ヵ月振りのドルフィンズアリーナでの土日開催ホームゲームで2連勝を飾った。
試合後コメント
ショーン・デニス
今日は昨日よりもタフな試合になることは予想していました。信州は素晴らしいコーチングをしていると思うので、試合中に修正しなければならない課題がいくつもありました。しかし、選手たちがシュートが入らなくても打ち続け、粘り強く諦めないでプレーしてくれたおかげで、勝ち切ることができました。そんな選手たちを誇りに思います。
張本 天傑
信州は素晴らしいチームなので、自分たちのバスケットをさせてもらえず、終始苦しい展開ではありました。ただ、チーム全員が最後まで諦めず、我慢して粘り強くプレーし続けられたことで今日勝利することができたと思います。
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