戦評

1Q
ドルフィンズ 23 – 18 川崎

スターティング5は、#2 齋藤拓実選手、#4 コティ・クラーク選手、#8 張本天傑選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。

開始から#4 クラーク選手が3Pシュートを決めるが、川崎#34 パブロ・アギラール選手にスティールから得点を決められるなど、一進一退の攻防を展開。クォーター中盤、#8 張本選手の3Pシュートや#43 エサトン選手のインサイドでの得点などインサイドとアウトサイドの両方からバランス良く得点を重ねていく。さらに、相手にシュートチャンスを与えない堅いディフェンスで失点を抑えていく。クォーター終盤、川崎#7 篠山竜青選手、#23 マット・ジャニング選手に失点を許すも、#43 エサトン選手が終了間際に得点し、23-18と5点リードで第2Qへ。

''

2Q
ドルフィンズ 46 – 39 川崎

開始から#43 エサトン選手がダンクシュートでチームに勢いを与える好スタート。クォーター中盤、川崎#0 藤井祐眞選手に3Pシュートを決められるも、#32 狩野祐介選手が3Pシュートを決め返し、流れを明け渡さない。しかし、クォーター終盤、川崎#0 藤井選手にバスケットカウントで失点を許すと、さらに川崎#23 ジャニング選手の3Pシュートに対してファウルを犯してしまう。46-39と7点リードに広げたものの、相手に流れを奪われて前半を折り返す。

''

3Q
ドルフィンズ 66 – 69 川崎

開始から川崎#23 ジャニング選手に3Pシュートを決められるも、#1 パークスジュニア選手が3Pシュートを決め返すなど、一進一退の攻防を展開。しかし、クォーター中盤、川崎#22 ニック・ファジーカス選手にバスケットカウントや3Pシュートで失点を許し、同点に追いつかれてしまう。クォーター終盤、リードを奪い合う激しい攻防を展開し、66-69と3点ビハインドで第4Qへ。

''

4Q
ドルフィンズ 89 – 84 川崎

開始から#4 クラーク選手の3Pシュートで同点に追いつくが、その後、ミスを続けてしまいリズム良く得点を重ねられない。しかし、#3 伊藤達哉選手のアシストから#43 エサトン選手がゴール下のシュートを沈めると、ディフェンスでは体を張ってリバウンドを掴み取り、流れを引き寄せていく。クォーター中盤、高さで劣るインサイドでファウルを犯し、フリースローから失点を許すも、#4 クラーク選手が3Pシュートで応戦。その後、早い展開で#1 パークスジュニア選手が得点を重ねると、さらに#2 齋藤選手の3Pシュートと#1 パークスジュニア選手のレイアップシュートでリードを広げていく。クォーター終盤、川崎#23 ジャニング選手にドライブからの失点を許すも、#1 パークスジュニア選手が3Pシュートを沈め、流れを明け渡さない。クォーター終了間際、#2 齋藤選手のフリースローで川崎を振り切り、89-84と敵地で白星を勝ち取った。

''

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

今日はディフェンスが重要だと選手たちに伝えて試合に臨みました。試合開始は激しいディフェンスで流れを引き寄せられましたが、第3Qで30点の失点を重ねてしまったことは課題となりました。なぜ第3Qであれだけ得点を許してしまったのかの原因を今日見つけ出し、明日の試合では修正しなければなりません。 オフェンスは前節まであまりうまく機能しませんでしたが、今日は特に第4Qの勝敗を決める場面で、自分たちのやりたいバスケットができて良かったです!

 
PG

齋藤 拓実

東地区上位チームということもあり、簡単な試合にならないのは予想していました。特に、第3Qで30点の失点を許してしまったことは、チームの課題として明日は修正しなければならないです。ただ、第4Qで失点を抑えながら自分たちのペースでオフェンスを展開できたことは良かったと思います。 明日も難しい試合にはなると思いますが、練習でやってきたことができればまた勝ち切れると思うので、引き続き頑張ります。

 

次節ホームゲーム情報

GAME HIGHLIGHT

川崎市とどろきアリーナで行われたB.LEAGUE 2021-22シーズン第27節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 川崎ブレイブサンダース」戦は、前半から高確率の3Pシュートとオフェンスリバウンドでリズムを掴み、7点リードで前半を終える。後半、川崎に3Pシュートやバスケットカウントなどから失点を許し、一時は流れを奪われるも、#1 パークスジュニア選手の早い展開での得点や#43 エサトン選手の体を張ったリバウンドで徐々に流れを引き戻し、89-84で天皇杯チャンピオンから敵地で白星を勝ち取った。