戦評

1Q
ドルフィンズ 25 – 27 川崎

スターティング5は、#2 齋藤拓実選手、#4 コティ・クラーク選手、#8 張本天傑選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。

開始からミスが続き、川崎にリードを許す苦しいスタートを切る。しかし、前線から激しいディフェンスを仕掛け、ミスを誘発すると、#43 エサトン選手がダンクシュートを決め、少しずつリズムを掴み出す。クォーター中盤、#43 エサトン選手がバスケットカウントで得点を重ねるも、川崎#22 ニック・ファジーカス選手にバスケットカウントで失点を許すなど、一進一退の攻防を展開。クォーター終盤、#2 齋藤選手のフローターシュートで得点を重ねるも、川崎#35 ジョーダン・ヒース選手のアタックに対してファウルを犯してしまい、フリースローで失点を許し、25-27と2点ビハインドで第2Qへ。

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2Q
ドルフィンズ 50 – 57 川崎

開始から川崎に連続して3Pシュートを許すも、すぐさま3Pシュートを決め返すなど、一進一退の攻防を展開。しかし、クォーター中盤、川崎の激しいディフェンスに対してミスを連発してしまうと、川崎#11 増田啓介選手の連続得点で8点差に広げられるなど流れを明け渡してしまう。クォーター終盤、#16 オヴィ・ソコ選手がインサイドで力強いシュートを沈めるも、悪い流れを断ち切れず、50-57と7点差で前半を折り返す。

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3Q
ドルフィンズ 69 – 81 川崎

開始から#4 クラーク選手が3Pシュートを決めるも、川崎#0 藤井祐眞選手に3Pシュートを2本決められ、流れを引き寄せられない。さらに、クォーター中盤、川崎#22 ファジーカス選手、#35 ヒース選手に攻守ともにリバウンドを奪われるなど主導権を握られてしまう。クォーター終盤、川崎#22 ファジーカス選手に3Pシュートを決められ、69-81と点差を12に広げられ第4Qへ。

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4Q
ドルフィンズ 95 – 103 川崎

開始から激しいディフェンスで相手のミスを誘発し、#16 ソコ選手のダンクシュートで流れを引き寄せる好スタート。さらに、クォーター中盤、#16 ソコ選手と#43 エサトン選手がインサイドで体を張ったプレーで得点を重ねていく。しかし、クォーター終盤、3点差まで追い詰めるも、川崎#33 長谷川技選手に3Pシュートを決められ、タイムアップ。あと一歩及ばず、95-103で敗北を喫した。

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試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

川崎のような上位チームがGAME1の敗戦後、どのように修正して勝利するかを見せつけられた試合でした。そんな川崎を上回ることができず、悔しい結果となりました。昨日はアウトサイドから得点を決めさせないようにディフェンスをしていましたが、それを今日は敢行できず、集中力が足りないと感じました。第4Q中盤で4点差まで縮めましたが、今日はポゼッションゲームで勝ち切ることはできませんでした。

 
SF/PF

張本 天傑

全体的に悪いとは感じませんでしたが、相手に100点ゲームを展開させてしまったことはディフェンスの課題だと思うので、修正しなければならないと思います。川崎はオフェンス力の高いチームでもあるので、マッチアップをした際にすぐに抜かれるようなことがあってはチームディフェンスが機能しません。まずは1対1で守り切る力を高める必要があると感じました。また、セカンドショットで3Pシュートを決められたのは、非常に苦しかったので、リバウンドもチームとして意識づけていきます。

 

次節ホームゲーム情報

GAME HIGHLIGHT

川崎市とどろきアリーナで行われたB.LEAGUE 2021-22シーズン第27節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 川崎ブレイブサンダース」戦は、開始から川崎に3Pシュートで得点を奪われる苦しいスタートを切ると、その後は川崎の激しいディフェンスに対してミスが続き、7点ビハインドで前半を折り返す。第4Qに3点差まで詰め寄るも、川崎#33 長谷川技選手の3Pシュートで再び点差を広げられ、タイムアップ。95-103で敗北を喫し、天皇杯チャンピオンとの対戦を1勝1敗で終えた。