スターティング5は、#0 ロバート・フランクス選手、#3 伊藤達哉選手、#10 ティム・ソアレス選手、#11 須田侑太郎選手、#12 中東泰斗選手が務める。
第1Q、長崎#18 馬場雄大選手のジャンプショットで先制を許す。長崎の速いオフェンスを阻止するも、シュートが決まらず、追いかける展開が続く。しかし、#0 フランクス選手の連続得点で、8-5とリードを奪う。クォーター中盤、長崎#4 狩俣昌也選手に2本目の3Pシュートを決められるも、#1 レイ・パークスジュニア選手のバスケットカウント、#14 佐藤卓磨選手のレイアップで、17-11とドルフィンズのペースで試合を進めていく。クォーター終盤、お互い速いテンポでオフェンスを展開し、点を取り合いに。クォーター終了間際に、長崎#7 ジャレル・ブラントリー選手にレイアップを決められるも、25-22と3点リードで第2Qへ。
第2Q、開始からインサイドで得点を重ねていくも、長崎に3Pシュートで失点を許し、31-33と逆転を許す。クォーター中盤、長崎のディフェンスを切り崩せず、オフェンスでタフショットが続くなど、流れを掴めない。クォーター終盤、#34 ジョシュア・スミス選手のインサイド、#12 中東選手の3Pシュートで得点を重ねるも、ミスから失点を許し、45-47と2点ビハインドで前半を折り返す。
第3Q、長崎#18 馬場選手に3Pシュートを決められるも、#3 伊藤選手と#0 フランクス選手が確実にシュートを沈め、51-50とリードを奪う。クォーター中盤、フリースローで失点を重ねるも、#14 佐藤選手と#10 ソアレス選手が立て続けに3Pシュートを沈め、61-63と流れを引き戻す。クォーター終盤、得点を取り合う白熱した展開が続く。#0 フランクス選手の3Pシュート、#10 ソアレス選手のバスケットカウントなど、インサイド陣が得点を重ねていくも、72-74と1点ビハインドで第4Qへ。
第4Q、開始から長崎#9 森川正明選手のレイアップやフリースローで失点を重ね、74-81と点差を広げられる。クォーター中盤、長崎#18 馬場選手のレイアップで76-87とさらに点差を広げられ、オフィシャルタイムアウトへ。クォーター終盤、#2 齋藤拓実選手と#14 佐藤選手の3Pシュートで85-87と長崎に詰め寄る。さらに、#2 齋藤選手と#0 フランクス選手の3Pシュートで96-95と流れを引き寄せる。緊迫した展開で、#11 須田選手と#0 フランクス選手が確実にフリースローを決めきり、101-97でタイムアップ。9点ビハインドでオフィシャルタイムアウトを迎える崖っぷちの中、#2 齋藤選手が試合残り5分でシュート成功率100%、14得点を挙げる活躍でチームを勝利に導いた。
ドルフィンズアリーナで行われたB.LEAGUE2023-24シーズン第7節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 長崎ヴェルカ」戦は、第1Q序盤から長崎の持ち味である速いテンポのオフェンスを阻止し、ドルフィンズのペースで試合を進める。しかし、第2Qに長崎に8本中5本の3Pシュートを決められるなど、アウトサイドからの失点で45-47とリードを許し、後半へ。第3Q、得点を取り合う展開が続くと、長崎#5 マット・ボンズ選手の得点を抑えられず、72-74と2点ビハインドで第4Qへ。第4Q、長崎#9 森川選手に失点を許し、徐々に点差を離されていき、76-87と9点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。しかし、#2 齋藤選手がここからシュート成功率100%、14得点を挙げる活躍でチームを牽引。さらに、緊迫した展開で、#11 須田選手と#0 フランクス選手が確実にフリースローを決めきり、101-97でタイムアップ。崖っぷちの状況から3Pシュートで一気に長崎に詰め寄り、白星を掴み取った。
試合後コメント
ショーン・デニス
試合が始まる前から長崎は点が取れるチーム、動きのあるトランジションのチームということは分かっていましたし、それが長崎の強みだと思います。 スタッツ上ではリーグで一番良いシューティングチームです。 我々が試合終盤に相手の強みであるシュートを止められたことが試合の流れを変えたと思います。 また、リバウンドも今日はとても良かったです。 今日のような試合において、ポゼッションゲームで勝てたというのが良かったと思います。
齋藤拓実
今日はお互いテンポの速いチーム同士での試合で、相手のトランジションオフェンスを守らなければいけないという中で走られてしまい、オープンショットを打たせてしまったり、ドライブでやられてしまったり、ディフェンスで正しいポジションにいなかった事で、 3Pシュートを良いリズムで打たせてしまう場面がありました。 打たせたくない選手に打たせてしまう場面があったので、この97失点というのはチームとしてはまだまだ改善する余地があると感じています。 ただ、正しくディフェンスができているときは自分たちのディフェンスができていたと感じています。
オフェンスでも、シーズンが始まってまだまだ序盤で、チームとしてなかなか合ってない部分があり、ターンオーバーが多かったりしますが、 自分たちは長崎さんと同じように、トランジションでまずアタックメンタリティを忘れないということがあるので、 自分たちからクリエイトしてアドバンテージを広げ、全員が得点できるよう、全員がボールをシェアしていくことを目指しています。 そういった中でここ数試合、なかなか出せなかったトータルアシスト26という数字はチームとしてかなり良い方向にいっていると感じるので、さらにしっかりとチームとして仕上げられるようにバイウィーク前の残り2試合を臨んでいきたいです。
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