戦評

1Q
ドルフィンズ 20 – 21 琉球

スターティング5は前節と同様、#1 レイ・パークスジュニア選手、#2 齋藤拓実選手、#10 ティム・ソアレス選手、#12 中東泰斗選手、#43 スコット・エサトン選手。

第1Q、ターンオーバーを連発してしまうと、琉球#30 今村佳太選手に連続3Pシュートを許す重苦しいスタート。その後、#1 パークスジュニア選手の3Pシュート、#43 エサトン選手のレイアップシュートなどで得点を重ねるも、琉球に高確率に3Pシュートを決められ、点差を離されてしまう。しかし、クォーター中盤、激しいディフェンスで失点を抑えると、早い攻撃から#14 佐藤卓磨選手の3Pシュート、#11 須田侑太郎選手のレイアップシュート、#60 坂本聖芽選手のフローターシュートを立て続けに沈め、流れを引き寄せていく。クォーター終盤、琉球の連携の取れたオフェンスを抑えられず失点を重ねるも、#43 エサトン選手のゴール下シュートで応戦する一進一退の攻防を展開し、1点ビハインドで第2Qへ。

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2Q
ドルフィンズ 40 – 36 琉球

第2Q、琉球に連続して3Pシュートを許すも、#10 ソアレス選手のレイアップシュート、#12 中東選手の3Pシュートで応戦する一進一退のスタートを切る。クォーター中盤、激しいディフェンスで失点を防ぐと、#12 中東選手の3Pシュート、#3 伊藤達哉選手のジャンプシュートで流れを引き寄せる。その後、#8 張本天傑選手が3Pシュートを沈めるも、琉球#14 岸本隆一選手にバスケットカウントを許す一進一退の攻防を展開。クォーター終盤、#2 齋藤選手がジャンプシュート、#43 エサトン選手がゴール下シュートを立て続けに沈め、4点リードで後半へ。

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3Q
ドルフィンズ 61 – 56 琉球

第3Q、琉球#4 ヴィック・ロー選手に連続得点を許すも、#10 ソアレス選手が3Pシュートを決める一進一退の攻防を展開。クォーター中盤、琉球#14 岸本選手を中心としたオフェンスから得点を許すも、#43 エサトン選手のダンクシュート、#12 中東選手のレイアップシュートで応戦。クォーター中盤、#34 ジョシュア・スミス選手がゴール下シュート、#1 パークスジュニア選手が3Pシュートを沈めるも、琉球#30 今村選手に3Pシュートを許し、流れを掴みきれない。クォーター終盤間際に#2 齋藤選手が3Pシュートを沈め、5点リードで最終Qへ。

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4Q
ドルフィンズ 83 – 83 琉球

第4Q、琉球#88 牧隼利選手に3Pシュートを許すも、#2 齋藤選手がフローターシュートで応戦する一進一退の攻防を展開。クォーター中盤、#1 パークスジュニア選手、#11 須田選手が立て続けに3Pシュートを沈め、点差を広げていく。その後、琉球にインサイドから得点を許すも、#3 伊藤選手、#43 エサトン選手がジャンプシュートを沈め、流れを明け渡さない。しかし、琉球#30 今村選手に連続得点を許し、点差を縮められてしまう。激しいディフェンスを応酬の中、琉球#14 岸本選手にバスケットカウントを許してしまうも、#10 ソアレス選手のゴール下シュートですぐさま加点。その後、琉球#4 ロー選手に3Pシュートを許すも、#43 エサトン選手がレイアップシュートを決め、流れを渡さない。#2 齋藤選手のフリースローで6点差とするも、すぐさま琉球#30 今村選手に3Pシュートを許し、また、ターンオーバーを犯してしまうと、再び琉球#30 今村選手の3Pシュートで同点に追いつかれてしまい、オーバータイムへ。

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OT
ドルフィンズ 98 – 95 琉球

OT、#43 エサトン選手が得点を決めるも、琉球#30 今村選手のバスケットカウントでリードを許してしまう。しかし、すぐさま#2 齋藤選手の3Pシュートで逆転すると、#10 ソアレスのフリースローで得点を重ねていく。琉球#88 牧選手に3Pシュートを許すも、#10 ソアレスの3Pシュートで応戦するの、さらに、#12 中東選手の3Pシュートで6点差に広げていく。琉球にインサイドから連続得点を許すと、オフェンスミスから同点に追いつかれてしまう。しかし、クォーター終了間際、#11 須田選手が3Pシュートを決め切り、タイムアップ。何度も琉球に追いつかれ、流れを奪われそうになった場面を耐え、最後の最後に勝利を掴み取った。

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試合後コメント

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

恐らく今季で最高の試合だと思います。両チームとも、オフェンス、ディフェンス、個人のプレーのいづれも良いところがたくさんあり、流れも入れ替わる試合でした。
チャンピオンシップレベルの試合と感じました。両チームとも地区優勝、チャンピオンシップ出場を目指している中、今日のようなバスケットをBリーグでもっとしていきたいです。
選手への信頼がありましたし、選手間でも信頼がありました。琉球はすでにそのようなスタンダードがありますし、だからチャンピオンチームであると思います。我々も同じようにプレーができているのを見られて嬉しいです。

 
PG

齋藤拓実

昨季のCSで負けて以来の沖縄アリーナだったので、チームとして勝つ気持ちがとても強かったです。試合を通してドルフィンズのバスケットを遂行できたと思います。自分のミスでオーバータイムへいってしまいましたが、ネクストプレーメンタリティを持って最後の5分間戦うことができ、チームにとって大きな一勝だと思います。

 
SG/SF

須田侑太郎

今季のベストゲームといって過言でない試合だと思います。昨季のCSで琉球さんに負け、沖縄アリーナでシーズンを終えたという悔しさがあったので、何としてでも今日の試合をチームで勝ち取りたいという気持ちで全員で挑みました。最後の最後で勝つことができ、本当に良かったです。

 

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GAME HIGHLIGHT

4月10日(水)、沖縄アリーナで行われたB.LEAGUE 2023-24シーズン 第31節「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 琉球ゴールデンキングス」戦は、激しいディフェンスの応酬の中、流れを奪い合う一進一退の攻防を展開し、オーバータイムへ突入。リードを得るも何度も琉球に追いつかれ、流れを奪われそうになるが、連携の取れたチームプレーで耐え、最後の最後に勝利を掴み取った。