ドルフィンズスマイル子ども支援 『COCO(ここ)』プロジェクトローンチのお知らせ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、2020-21シーズンより、社会的責任イニシアティブ「ドルフィンズスマイル」を通して、ファンと地域社会とともにSDGsに貢献する活動を実施してまいりました。この度、2022-23シーズンより、子ども支援に特化したドルフィンズスマイル「COCO(ここ)」プロジェクトを始動いたします。 そして、一児の親であり日本代表としても活躍する張本天傑選手をCOCOアンバサダーとして起用し、昨今の子どもたちを取り巻く深刻な状況を改善するため、地域のNPO 等と連携しながら、スポーツの力を最大限に活用し、子どもたちの支援活動をシーズンを通して継続的に実施してまいります。
■COCO(ここ)由来
ドルフィンズが子ども達にとって「こ(CO)こ(CO)ちいい風」となる存在でありますように
「ここ(COCO)ろ」と「ここ(COCO)ろ」の結びつき
「ここ(COCO)に行こう」とみんなが集まる場所となれるように
■ロゴイメージ
手書きの温かみを持ったそよ風を屋根のように見立てたデザイン 子ども達にとって心地よく集まれる場所をテーマにしたデザイン
ドルフィンズスマイルCOCOプロジェクトアンバサダー
<張本選手コメント>
この度、「ドルフィンズスマイルCOCOプロジェクト」アンバサダーになりました張本天傑です。自身も子どもがいる父親として子ども達を取り巻く深刻な状況に心を痛めています。少しでも子ども達の未来につながる活動を、名古屋のみなさまと行っていきたいと思っています。
連携団体からのメッセージ
① | NPO法人CAPNA(子どもの虐待防止ネットワーク・あいち) CAPNAは「すべての子どもの笑顔のために」を団体理念とする認定NPOです。日本で三番目にできた子ども虐待防止の民間団体で、オレンジリボン活動を全国展開する活動母体の前身組織の立ち上げにも関わりました。DVや虐待を受ける子どもたちを保護するために、医師・ 弁護士・臨床心理士(こころの問題にアプローチする専門家)と一般市民のボランティアで活動しています。CAPNAの活動には「ホット ライン(電話相談)」「メール相談」「シェルター運営(DV・虐待の被害者)」「研修会・市民講座の開催」などがあり、2022年5月にはドルフィンズアリーナで児童相談所虐待対応ダイヤル「189」の案内など、子どもの虐待防止を訴える機会をいただきました。CAPNAも「ドルフィンズ スマイルCOCOプロジェクト」と連携して、子ども支援の活動を共に担いたいと思います。 |
② | NPOチャイルドラインあいち この度は、「ドルフィンズスマイルCOCOプロジェクト」のパートナーに選んでいただきありがとうございます。私たち「チャイルドライン あいち」は、ここ愛知県で22年にわたって子ども専用の相談窓口チャイルドラインを開設して、日本全国68団体と一緒に子どもたちの声を聞いています。子どもたちは、大人が真剣にその話を傾聴することで、安心して、自らの力で問題を解決していく力があります。 また、今の子どもたちの状況を社会に知らせて、子どもたちが生き生きと暮らせる社会を作ることも私たちのもう一つの使命です。発信力のあるドルフィンズと連携していただけることは、とても心強く思います。私たちも未来を担う子どもたちのために、全力で頑張ります。 |
③ | 認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋 セカンドハーベスト名古屋は、東海3県における食のセーフティネットを構築することをミッションに掲げ、地域のフードバンクとして食品 ロスの削減および食料支援活動を行っています。コロナ禍で食料支援が必要な世帯は増えており、特に母子家庭をはじめとしたお子さんがいる世帯への影響が大きくなっています。「ドルフィンズスマイルCOCOプロジェクト」を通じて、地域の子どもたちのための支援の一助に なれることを嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。 |
<名古屋ダイヤモンドドルフィンズ代表取締役社長 山下雄樹コメント>
日頃よりドルフィンズスマイルの活動に、多くの皆さまのご理解を賜り感謝申し上げます。この度、苦しい状況にある子ども達へ、地域の優良NPOの皆さまと連携し、スポーツの力で勇気を与え、安心安全な地域社会づくりに貢献するために「ドルフィンズスマイルCOCOプロジェクト」を始動致し ます。ドルフィンズが子ども達にとって「ここちいい風」となる存在であるよう、また、ドルフィンズ・コミュニティの皆さまが笑顔になれますよう、スポーツの力を活用した社会貢献活動に尽力していく所存でございます。引き続きのご支援ご協力のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新米をお届け!ドルフィンズ米プロジェクト
認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋によると、生活困窮者への支援として、お米は最も必要とされているものの、常に足りないという現状があります。そこで、ドルフィンズのホームゲーム会場でファンの皆さまと取り組む募金活動での資金をもとに、地元の農家と連携し、「ドルフィンズ米」を作ります。ドルフィンズに関わるみんなの力を集結して、食べ物を必要とされる方へ新米を届けるプロジェクト!ドルフィンズ米は、セカンドハーベスト名古屋を通じて、地域の子ども食堂などへ届けられます。
▶募金開始(予定):10月1日(土)三河戦ホームゲーム会場~
<その他活動例>
・名古屋市児童養護施設の子ども達をホームゲームへ招待
・里親会、母子生活支援施設、学習支援、子ども食堂など、年間を通してホームゲーム招待(通年来場できるCOCOチケット)
・名古屋市里親会子どもピースの子ども達へバスケクリニックの実施
・ホームゲーム会場でフードドライブの実施、貧困家庭の子ども達に配布
・オレンジリボン(189ダイヤル)の普及、啓発活動
・チャイルドライン、子どもの話を聴くボランティア育成の広報活動
※その他、活動は順次更新していきます。
子どもの貧困、児童虐待、いじめ、青少年の自殺等、現代社会における子どもたちの環境は年々悪化しており、厚生労働省及び文部科学省の各データによると、以下のような悲しい現実があります。
・7人にひとりの子どもが貧困状態にある
・児童虐待相談対応件数は、20年前に比べ10倍以上となっており、一昨年20万件を超え過去最多を更新
・小中高生の自殺件数は、2020年に過去最多となり全国で415件
ドルフィンズスマイルCOCOプロジェクトは、すべての子どもたちが希望をもって生きられる社会づくりを目指す活動で、 名古屋をベースに児童虐待や子どもの自殺、子どもの貧困といった深刻な社会問題に長年取り組んできた実績のある地域のNPOや名古屋市各担当部門等と連携して実施するものです。ドルフィンズは、日本代表選手を擁し、2021-22シーズンもチャンピオンシップに進出したBリーグトップレベルのクラブとして未来を担う子どもたちのために、全力でその社会的責任を果たします。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、Planet, People, Peace の各分野で展開する「オフコートの3P」の取り組みを通して「Dolphins Smile」の活動を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。