名古屋市立笈瀬中学校「人権講話」に中東選手、吉田U15ヘッドコーチが参加
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11月20日に名古屋市立笈瀬中学校で行われた「スポーツと人権」をテーマとした授業に、中東泰斗選手、吉田英司U15ヘッドコーチが伺い、特別授業を行いました。この授業は、偏見や差別意識をもたない国際化時代にふさわしい人権感覚の育成を図る、自分や友達のよさや個性を分かる人になるにはどうしたらよいか理解し、今後の学校での過ごし方に生かすことを目的として実施されました。
授業内容抜粋
① | 中東泰斗選手 学生時代、チームとしてなかなか頂上にたどり着くことができず、苦しい時期がありましたが、諦めることなく、くじけそうになったときも自分で次の目標を設定し直し、常に努力し続けることが大切です。国籍や年代が異なる選手と言葉が通じなかったり、考え方が合わないときでも、それを乗り越えチームとして一つにまとまるために「相手を思いやるコミュニケーション」が大きな役割を果たしています。家族や、チームスタッフなど周りの人に助けてもらいながら感謝の思いを持って日々取り組んでいます。 |
② | 吉田英司U15ヘッドコーチ バスケットボール選手としての夢を諦めたとき、挫折を経験したが「好きなこと」を続けるために常に前向きに取り組むことを意識しています。ヘッドコーチとして、チームには必ず少し高いけど達成できる目標を設定し、みんなで考えながら達成できるようにしています。チームで大切にしていることは、自らが進んであいさつをすることで、少し話しにくいなと感じる相手に対してもお互いが良い気持ちで話せるように相手の意見を尊重しながらコミュニケーションを取ることを大切にしています。 |
授業の後には、中東選手のシュートデモンストレーションや、中東選手からのパスで、シュートにチャレンジしました。シュートは一人が失敗しても、ボールを拾ってシュートをサポートしたり、声を掛け合いながらシュートが成功するまでみんなで最後まで挑戦しました。また、シュートが決まった時には、自然とみんなで拍手をして成功を盛り上げました。一本のシュートから、失敗を恐れず挑戦したり、相手を思い合ってパスをだすなど、相手を思いやる大切さを学ぶことができました。
参加した生徒からの声
・言語が通じない=関わらないのではなく、コミュニケーションは言葉だけでなく話そうとしている気持でも伝わることを知りました。
・挫折したとしても諦めない心を持ち、挑戦し続けることが大切だということがよく伝わりました。今日の2人のように少しだけでも挑戦していこうと思いました。
・授業では学べない、生きていく上で大切な話を聞けてよかったです。
・スポーツと人権は一見つながりがあるように思っていなかったが、話を聞いて意外とつながりがあることに驚きました。
・挫折と捉えずポジティブな思いを持って挑戦するということは、これからの社会絶対大切にすべき言葉だと思いました。
名古屋市立笈瀬中学校のみなさま、ありがとうございました!
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、Planet, People, Peace の各分野で展開する「オフコートの3P」の取り組みを通して「Dolphins Smile」の活動を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。