名古屋市立高針台中学校「SDGs企業訪問」課外授業に協力しました
名古屋ダイヤモンドドルフィンズへのご声援ありがとうございます。
1月24日(火)、1月31日(火)に名古屋市立高針台中学校の1年生計33名が「SDGs企業訪問」として、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのオフィスと練習場を訪問してくれました。
練習場を訪問した際には、練習がオフで自主練習をしていた中務選手が、サプライズで生徒の皆さんとの記念写真に対応致しました。急なサプライズに、初め緊張していた生徒たちも、練習場を出てから、「大きかった~」「質問すればよかったな~」などど、話していました。
名古屋市立高針台中学校の1年生は、生徒一人ひとりが興味関心のあるSDGsの項目を一つ選択し、「将来の自分にできることは何か」「どのようなことをしていきたいのか」について追究学習をしています。追究学習の一環として、実際に企業等の取り組みについて調べていく中で、プロスポーツ事業という立場から気候変動や環境に対しての取り組みをしているドルフィンズスマイルの活動を知り、直接お問い合わせくださったことから、今回の特別授業が実現しました。生徒たちは、SDGsの項目14「海の豊かさを守ろう」を中心に課題追究学習をしており、ドルフィンズのスタッフや選手のがどのような考えのもと、ドルフィンズスマイルの取り組みを行っているのかについて、たくさんの質問を持ってきてくれました。
SDGsの質問タイムでは、生徒達が事前に考えてきた質問に対して、ドルフィンズスマイルを担当しているスタッフがお答えいたしました。また、当日対応できなかった、脱炭素推進プロジェクトアンバサダーの齋藤拓実選手から、高針台中学校のみんなへコメント動画を届けました。齋藤選手からは、ドルフィンズスマイルのイベントが紹介され、生徒たちは、「会場に行ってみたい!」と盛り上がりました。
質問内容抜粋
① | ドルフィンズスマイルの活動と、海はどのような関係をしていますか。 脱プラスチックの取り組みが海のゴミを減らすことにつながることは、みんなもよく知っていると思いますが、ゴミを正しく分別するということも海には大切です。ゴミの分別に楽しく取り組んでもらうために、海と日本プロジェクト様と連携して、バスケットゴールに見立てたゴミ箱をホームゲーム会場に毎回設置しています。ゴミを拾うことは、下を向くことになりますが、そのゴミ箱をゴールに見立てることで、上を向けるような活動を一緒にしていこうという思いがあります。 |
② | 海にゴミが流れて自然が壊されたり生き物に影響が出たりしていることについてどう思いますか。 私たちの試合会場には、多くの子ども達にご来場いただいています。子ども達が大きくなるまで、地球がもたないと言われている事実は、とても重く受け止めています。ドルフィンズスマイルの重要項目の3つの中に、「気候変動」を入れているのもそのためです。日本代表選手をアンバサダーにおき、より多くの方々が、地球を守るための行動ができるような活動を、少しずつですが継続的に続けています。 |
③ | プラスチックごみを減らすために大変なことは何ですか。 昨今では、SDGsに関する情報がたくさん発信されているので、プラスチックゴミが海に悪い影響を与えてしまうことがあることは、多くの方が理解していると思います。しかし、実際に一人一人が強い思いを持って、未来の子ども達に地球を残すために、みんなで取り組まなければならないんだということを、浸透させて、行動に移していくことが大変です。海外では、コンビニで売っているペットボトルにリサイクルしたプラスチックを利用していたりと、生活の中で自然に、環境に配慮した取り組みが行われています。ドルフィンズのホームゲーム会場でも、脱プラスチックを行うために、たくさんの方にご協力いただいています。脱プラスチックを進めるうえでは、みんなの想いと、協力がないとできません。 |
④ | バイオマスプラや紙製の容器などはプラスチックと比べ、コスト、コスパはいいですか? 正直、コストはかかっています。ただ、必ず取り組まなければならないことですし、ドルフィンズが取り組むことで、お客様にも知らないうちに環境に良い容器を使っていただくことができることは、とても大切なことなので、支えてくださっているスポンサー企業さまと協力しながら、実施しています。 |
参加した生徒の皆さんからの声
・ドルフィンズは、ホームゲーム会場のお店で、バガス容器というサトウキビの搾りかすからできた土にかえる環境にいい容器を使って食べ物を販売しているということが分かりました。私は今後、実際に会場に行ってみて、バガス容器に入った食べ物を買って、小さなことからでも環境にいいことをしていきたいです。
・SDGsについて一人でやるのではなく、みんなでやると大きな事が達成できることと、これからを担う子どもたちにわかりやすく、そして楽しくSDGsを学ぶことが大切だという事がわかりました!そして今後、僕たちにできることは、小さな積み重ねが大きな目標の達成につながっていくのだと理解することが大切で、無理のない程度にみんなで協力しあって取り組んでいくことだと思います。
・SDGsについて取り組んでいて、お客さんにも取り組んでもらえるような工夫をドルフィンズスマイルとして取り組んでいることが分かりました。選手やファンが協力してSDGsに取り組んで、一人でも多くの人がSDGsに取り組むことができるようになっていて、自分にはできないことだなと思いました。今後私はバスケにも関心をもち、機会があれば試合などを見に行き、SDGsに取り組みたいと思いました。
名古屋市立高針台中学校のみなさま、ありがとうございました!
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、Planet, People, Peace の各分野で展開する「オフコートの3P」の取り組みを通して「Dolphins Smile」の活動を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。