3月8日ホームゲーム会場で「国際女性デー」イベントを開催いたしました
いつも名古屋ダイヤモンドドルフィンズへのご声援ありがとうございます。
3月8日は国際女性デーです。
毎年3月8日の国際女性デーには、世界中で女性たちの功績を祝福し、ジェンダー平等について考えるイベントが開催されています。またイタリアでは、もともと3月8日に日頃の感謝を込めて男性から女性へとミモザの花を贈る習慣があったため、ミモザの日とも呼ばれています。日本でもジェンダー平等は叫ばれ、女性活躍推進法も定められていますが、その一方で日本のジェンダーギャップ指数は「146カ国中116位(前年は156カ国中120位)」というデータがあり、前年と比べても順位は横ばいで、先進国の中で、最低レベルと言っても過言ではありません。
ドルフィンズでは、今シーズンより、須田侑太郎選手を「女性活躍推進アンバサダー」に任命し、ドルフィンズスマイルの注力コーズの一つとして女性活躍推進の啓発活動に取り組んでいます。
3月8日の国際女性デー当日に行われた、ホームゲーム会場では、「国際女性デー」に絡めた様々なイベントを実施いたしました。
女性活躍推進アンバサダー須田侑太郎選手ミモザデザインのバッシュ着用
<須田選手コメント>
女性活躍推進のアンバサダーになって、何か発信するとなったときに、僕自身国際女性デーに関して詳しく知らなかったので、僕と同じような方も多くいらっしゃると思いました。乳がん啓発の「ピンクリボン運動」のときに、他クラブの選手でピンクのシューズを履いているのを見ていたので、国際女性デーの象徴のミモザデザインのイエローのバッシュを履いて、まずはみんなに知ってもらいたいと思いました。
女性に対して、男性の僕自身が「がんばっている女性へ」何かするということも少し違和感を覚えたのも率直な意見です。しかし、国際女性デーの背景を知っていくうえで、日頃から支えていただいている、女性ファンのみなさんに「感謝の気持ちを込めて」何か喜んでいただけることをしたいと思いました。
須田侑太郎選手企画「SDYTR.シート」
須田侑太郎選手プロデュースSDYTR.シートでは、ミモザにちなんだ黄色のロングTシャツを特典として須田選手が提案し、「ご自宅でリラックスできるように柔らかい素材で作りました」とお客様へお話ししました。また、当日着用したミモザデザインの特別なバッシュにサインを入れて、お客様へプレゼントいたしました。さらに、サプライズで、ミモザのリラックスアイテムを贈りました。こちらの企画は、須田選手自身が代表活動中に、国際女性デーでお客様に喜んでもらえることは何か、様々な意見を提案し、特典のロングTシャツの色や素材を自らがセレクトするなど、女性が喜ぶ企画を行いました。
三菱電機Presents
三菱電機コアラーズWリーグ国際女性デーTシャツで入場・キャプテン渡邉亜弥選手よりコメント
当日の冠ゲームスポンサーで、ドルフィンズのトップパートナーの三菱電機Presentsとして、Wリーグで活躍する、三菱電機コアラーズの選手・ヘッドコーチが、ドルフィンズの会場に登場。Wリーグの国際女性デーTシャツを着て、盛り上げてくれました。
また、キャプテンの渡邉亜弥選手から、国際女性デーのコメントをいただきました。さらに、当日、コアラーズの選手入場を盛り上げてくれた女性のお客様へ、コアラーズの選手から、ミモザの花束が贈られました。
<渡邉亜弥選手コメント>
今日は三菱電機の冠ゲームと国際女性デーが重なった特別な日にお招きいただきありがとうございます。コアラーズは、バスケットボールを通じて、女性の豊かな未来作りを目指していきます。みなさん、一緒にバスケットボールを盛り上げていきましょう!本日はありがとうございました。
ドルフィンズ選手より、女性のお客様へミモザの花束プレゼント
三菱電機Presents
国際女性デー表彰 DolphinsSmile WOMEN AWARD2023
名古屋市で活躍する女性リーダーを表彰する「DolphinsSmile WOMEN AWARD2023」に、名古屋市里親会子どもピースの代表奥田初恵様が選ばれ、女性活躍推進アンバサダーの須田侑太郎選手から花束の贈呈、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社代表取締役社長山下雄樹より、表彰状をお贈りしました。
<名古屋市里親会こどもピース 代表 奥田初恵 様 コメント>
このたびは、このような身に余る賞をいただき、誠にありがとうございます。驚きや嬉しさと同時に背筋の伸びる思いでおります。
今年度、里親家庭の子どもたちを対象に、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの選手やコーチのみなさんとバスケットボールを通じて交流する機会をいただきました。また、試合のご招待やクリスマス会にご協力いただきました。実際に選手を間近で見て、試合を観戦後「僕も選手になりたい!」「バスケが上手になりたい!」と言葉にする姿を見ると、子どもたちの夢がひとつ増えました。そして、スポーツを通じて、仲間と助け合うことや支え合うことの大切さを実感するひとときになったに違いありません。これまでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズのみなさまの活動に深く感謝いたします。
私たち里親は様々な事情により家族と離れて暮らす子どもを、自分の家庭に迎え入れ温かい愛情をもって養育しています。現在、名古屋市には家族と暮らせない子どもが約800人います。そのうちの約2割が里親家庭で暮らしています。同じ当事者としての子ども同士のつながりは、将来に向かって心強い存在になります。
名古屋市里親会こどもピースは子どもたちが胸を張って生きられる未来の実現を目指して活動しています。子どもを受け入れる里親が今以上に増えることはもちろん理想ですが、まずは里親家庭という家族の形を知ってもらいたい。里親家庭で暮らす子どもが地域にいるということを知ることで子どもたちの支援につながっていきます。これからも里親家庭で暮らす子どもたちのことを温かく見守っていただけると嬉しいです。
賞をいただいたことを励みに、今後も精進したいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
ドルフィンズは、今後もドルフィンズスマイルの注力コーズの1つとして「女性活躍推進」をリードし、地域の皆さまと連携しながら活動に取り組んで参ります。
●国際女性デー
1908年のニューヨークにおける女性の参政権を要求するデモがルーツで、1975年には国連が「国際女性デー」として制定し、毎年世界各地でジェンダー平等と女性のエンパワーメントのために活動が展開されています。ジェンダー平等はSDG5に掲げられる重要コーズで、米国では毎年3月を社会に貢献した女性を称える「女性史月間」としています。
「国際女性の日」日々頑張る女性へメッセージを!特別対談記事は▶こちら
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、Planet, People, Peace の各分野で展開する「オフコートの3P」の取り組みを通して「Dolphins Smile」の活動を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。