ホームゲームで「こころの絆創膏」を配布しました!
新型コロナウイルスによる様々な影響
2020年になってすぐ、「新型コロナウイルス」による感染症のニュースが瞬く間に広まり夏に開催されるはずだった東京オリンピックをはじめ、多くのスポーツ競技が中止・延期となりました。
B.LEAGUEでもシーズンを途中で打ち切るという異例の事態となりましたが、コロナウイルスの感染者数が落ち着いてきたこともあり2020-21シーズンは入場制限をかけながらも、なんとか開幕を迎えることができました。
しかし、このコロナウイルスにより私たちの生活様式は一変。
失業などの経済的不安や、人とふれあう機会が減ったことによる精神的ストレスなどにより国内でもメンタルヘルスに問題を抱える方が増えています。
地域の皆さまを守るためにドルフィンズができること
名古屋ダイヤモンドドルフィンズもコロナ禍において様々な困難がありましたが、ファンの皆さまに支えられ無事開幕を迎えることができ、2019-20シーズンがシーズン途中で終了してしまってから約8か月ぶりにファンの皆さまと笑顔でお会いすることができました。
どんな困難があろうと、地域の皆さまの笑顔を守り続けたい、命を大切にして欲しいという想いから、開幕戦直後の10月21日(水)広島戦、28日(水)信州戦のホームゲームの各所にて、名古屋市健康福祉局と連携しながら、こころの悩みを相談できる窓口を掲載した「こころの絆創膏」と啓発チラシを設置いたしました。
名古屋市では、平成10年から自殺者が急増し、以降自殺者は増減を繰り返してきましたが最近は減少傾向にあります。
しかし、依然として多くの方が自殺で亡くなられており、深刻な状況が続いています。
またコロナ禍での生活様式の変化がストレスとなり、女性と子どもの自殺率が増えてきているという残念なデータも出ています。
ひとりで悩まず、相談機関へ相談しよう
もし悩みを抱えどうすればよいかわからず苦しんでいる方は、一度「こころの絆創膏」をチェックしてみてください。また、あなたの身近な方が悩んでいる場合にも同様にこちらのサイトを教えてあげてください。
深刻な問題を抱えてこころが折れそうなときは、ひとりで悩まず周りの人や相談機関に相談してみましょう。
ドルフィンズの試合を見てストレスを発散する、というのも良いかもしれませんが、苦しいときに苦しいと言えることも大切です!
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、多くのファンが元気になれる試合をお見せするとともに、Dolphins Smileの活動を通して、引き続き、地域社会とSDGsの達成に貢献してまいります。
■参考リンク:Dolphins Smile
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、Planet, People, Peace の各分野で展開する「オフコートの3P」の取り組みを通して「Dolphins Smile」の活動を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献します。