生活お役立ち情報 vol.10
ドルフィンズキッチン
脳を活性化させる栄養素たっぷりのレシピ
『ブリのごま竜田揚げ』をご紹介しています。
ブリのごま竜田揚げ
食ブリは、脳の神経細胞に含まれ記憶力を高めると言われているDHAを豊富に含みます。
魚が苦手なお子さまでも食べやすいように竜田揚げにしました。
材料/4人分
- ブリ切り身…4切れ
- 揚げ油…適量
材料A
- 酒…大さじ2
- 醤油…大さじ2
- みりん…大さじ1
- おろし生姜…1片分
- おろしにんにく…1片分
材料B
- 片栗粉…大さじ4
- 黒ごま…大さじ1/2
- 白ごま…大さじ1/2
作り方
<1>ブリは食べやすい大きさに切り、Aを全て合わせた調味料に漬けて下味をつける。途中で裏表を返しながら15分ほど漬け込む。
<2>ブリの漬け汁を切ってBを合わせた衣を両面にまぶす。
<3>180℃に熱した油で両面がキツネ色になってカラリとするまで揚げる。
脳は乾燥重量で60%が脂質、40%がタンパク質で出来ています。学力アップのために毎日コツコツと勉強することはもちろん大切なことですが、脳の材料となる食事に配慮することでそのはたらきを最大限に伸ばしましょう。
ブリ、サバ、サンマ、アジ、イワシなど青魚に含まれる脂質のDHAには、記憶改善など学習機能を向上するという研究結果が多く報告されています。青魚に含まれる脂質は酸化しやすいため、脳のためには煮干しや干物よりもフレッシュな魚を調理していただくことをおすすめします。頻度としては2日に1回青魚を食べればDHAを十分に摂ることができるでしょう。
また卵黄に含まれる脂質のレシチンは神経伝達物質の材料です。「卵はコレステロールが多く含まれるから控えている」という方がいますが、食品に含まれるコレステロールが血中コレステロールに影響する割合は2~3割。毎日食べても問題はありません。
勉強を頑張るお子さま世代はもちろん認知症を予防したいおじいちゃん、おばあちゃん世代も、食事から良質な脂質を摂って脳を健やかに保ってくださいね。