愛知県名古屋市ドルフィンズアリーナで行われたAICHI CENTRAL CUP 2024「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs シーホース三河」戦は、開始から早い展開のバスケット且つ終始拮抗した攻防戦が繰り広げられた。 第1Q前半は、お互い譲らない激しい展開でロースコア。徐々に三河が勢いをつけ8点差リードされて第2Qへ。 第2Q、三河#13須田選手・#19西田選手に連続で得点を許すも、後半にかけて#8張本選手、#5マーフィー選手、#43エサトン選手、#14佐藤選手の3Pシュートが立て続けに決まり逆転。37-33でハーフタイムへ。 第3Qは拮抗した我慢の時間帯が続くも、クォーター後半 #2齋藤選手が連続得点で流れを巻き返し53-45で第4Qへ。 第4Q序盤、#2齋藤選手の勢い止まらずショットが決まる。しかし三河#19西田選手の3Pシュートから流れが引き込まれ、タイムアウトで体制を立て直すもファウル数がかさみ、60-73でタイムアップ。AICHI CENTRAL CUP 2024 DAY1 GAME1は敗退となった。
スターティング5
#2 齋藤拓実
#5 アイザイア・マーフィー
#12 中東泰斗
#32 ルーク・メイ
#43 スコット・エサトン
第1Q 14-22
三河#11 久保田選手の3Pシュートで先制点を許すも、直後に #12 中東泰斗選手が 3Pシュートを沈め返す。 その後も、三河#19 西田選手の切り込みからの得点、#43スコット・エサトン選手が豪快なダンクシュートが沈める。 両チームオフェンスファウルを奪い合う激しい攻防戦スタート。 クォーター中盤、#30今村佳太選手がシュートモーションでフリースローを獲得し、3本決め切る。 その後、#60坂本聖芽選手が鮮やかな切り込みからレイアップで会場を湧かすも、#7 長野選手のドライブ、#54ガードナー選手のショット、#27石井選手の3Pシュートが立て続けに決まり、8点差をつけられて三河のタイムアウト。 タイムアウト直後さらに、バスケットカウントを取られ苦しい展開に。 堪らず名古屋も連続でタイムアウト。 クォーター終盤、体制を立て直し#12中東選手のレイアップ、#2齋藤選手から#43エサトン選手のアタックショットで詰め返すも14-22の8点差。 三河の流れを巻き返しきれないまま、8点ビハインドで第2Qへ。
第2Q 37-33
#8張本選手のアシストから#32ルーク・メイ選手のジャンプショットでシュートを決め、好スタートを切る。 激しいゴール下の攻防が続き、オフェンスリバウンドからの#30今村選手のレイアップで、三河のタイムアウト。 クォーター中盤、三河#13須田選手に3Pシュートを奪われ点差が埋まらない時間帯が続く。 名古屋Dは、激しいディフェンスから、#8張本選手の3Pシュート、#5マーフィー選手の3Pシュートにより同点まで追いつき流れを奪い返す。 さらに続いて、#43エサトン選手の華麗な3Pシュート、#14佐藤選手が冷静かつ安定した3Pシュートを沈める。 三河#54ガードナー選手の2Pシュートを決められるも、#3加藤選手のアシストから#12中東選手の3Pシュート、#43エサトン選手のレイアップからバスケットカウント。 残り1分7点差。激しいディフェンスでオフェンスファウル、#2齋藤選手が捨て身の飛び込みでターンオーバーを奪うプレー等、4点リードで後半へ。
第3Q 53-45
#12中東選手のレイアップで口火を切る。しかし直後、三河#13須田選手、#19西田選手の3Pシュートで同点に追いつかれる。 両者主導権を譲らない拮抗した状況が続く。 クォーター中盤、三河#19西田選手の3Pシュートが決まり、39-42ついに逆転を許す。 その後、果敢なオフェンスリバウンドから#8 張本選手のジャンプショットが決まる。 クォーター終盤、#14佐藤選手のスティールにより#30 今村選手の3Pシュートが生まれるリズムの良い展開。 さらに、#2齋藤選手の3Pシュート獲得後、コーナーでバスケットカウント、フリースローを安定に決め切る。残り30秒さらに#2齋藤選手の3Pシュートで三河に流れを与えない。 8点リードで第4Qへ。
第4Q 60-73
勢いの止まらない#2 齋藤選手は、始まりと同時に3Pシュートを沈める。しかしその後、三河#11久保田選手のショット、#13須田選手の3Pシュートを連続で得点を許す。 #5 マーフィー選手が2ポイント決めるも、三河#10 レイマン選手の3PTシュートで2点差まで詰められる。 クォーター中盤、フリースローで同点に追いつかれ、三河#54ガードナー選手、#11久保田選手の連続ショットで一気に巻き返される。 クォーター終盤、#2 齋藤選手の2Pシュートが決まるも、三河#19西田選手に3Pシュートを決められ残り2分で60-66。 流れを奪還したい名古屋Dは、タイムアウトで体制を立て直す。 果敢にシュートを放つも、ファウルによるFTが重なり得点を許してしまう。 60-73でタイムアップとなり、AICHI CENTRAL CUP 2024 DAY1 GAME1は敗北となった。
ショーン・デニスヘッドコーチ コメント
先日実施をしたオーストラリアとのチームとの試合よりは、だいぶ上達したと思います。 外国籍が1人合流できていない中、さらに練習ができず時間制限がある選手がいる中でも4Qを8点リードで臨めたことはポジティブに受け取っています。 4Qの課題としては、ファウルがかさんでしまい相手にボーナスを与えてしまったことです。我々は、アグレッシブなディフェンスがポイントですがそのアグレッシブさがボーナスに繋がってしまったことがいけなかったと思います。 4Qでは、ポゼッションゲームでもターンオーバー、リバウンドで12-0で負けていますし、 フリースローも10-0と全く打てていないという事があります。 しかし、新加入が5名いる中で、良い経験になったと思いますし、前向きに考えています。
中東泰斗選手 コメント
3Qまでは、自分たちのペースでバスケットができていましたが、4Qから自分たちのディフェンスのミスだったり、オフェンスのターンオーバーだったりと相手に流れを持っていかれ、そのまま逆転することができなかったという新チームにありがちな負け方をしてしまったと思います。 同時に、まだまだこれからのチームだなという事を改めて思いました。 先日、オーストラリアチームとの練習試合も行いましたがその試合よりは、チームとしても良い形になってきているのでこれから、試合を重ねるごとに開幕に向け良くなっていけばよいなと思います。